調布市議会議員 内藤 美貴子事務所、内藤みき子、公明党
調布市議会議員 内藤 美貴子事務所、内藤みき子、公明党

議会報告

議会報告

平成22年度第3回(9月)定例議会
[2010-09-14]

1.読むことが困難な児童・生徒の教育支援について (背景)公明党の推進で2008年に「教科書バリアフリー」が成立し、教科書会社が直接発行できるようになった。
さらに著作権法第33条の2」の改正で、拡大やデジタル化など自由な方式で複製できるようになったことから、読むことが困難な児童・生徒の学習のために”読み”を支援するデイジー教科書の活用が各地で広がっている。
(問)特別支援学級”ことばの学級”での学習支援の現状は。
(答)言語療法士による専門的な指導など週一回2時間程度実施。
(問)すべての子どもが適切な教育を受けられるために、環境整備に努めるべき。
通級制学級にデイジー教科書を活用を。
(答)児童・生徒一人ひとりの障がいに応じた教材の一つとして活用していく。
(問)ディスレクシア(読字障がい)への知識や理解を深めることで早い段階でニーズに応じた支援が連携・協議できる。
デイジー教科書も合わせて研修の実施を。
(答)来月10月に臨時の校長会や教員研修も実施していく。
さらに、調布市全体の実態を調査していく。
2.男性の子育て応援対策について (背景)「改正育児・介護休業法」が6月30日よりスタートした。
これには、父親の子育て参加をバックアップするための内容が含まれている。
そこで、「男性職員の育児休業取得の促進」と父親の育児参加を支援する取り組みについて2点にわたり質問した。
(問)育児休業法が改正されて、どのような制度改正や充実を図ったのか。
(答)調布市職員の育児休業に関する条例を改正し、男性職員が取得しやすい制度に改正した。
(問)男性職員の育児休業取得率の現状と取得しやすい環境づくりを率先して進めるべき。
取り組みは。
(答)19年度9%、20年度7%、21年度3%。
制度理解にハンドブックなどを配布し職場の雰囲気づくりを進めてきた。
(問)「産後パパ育休」への制度周知を。
(答)リーフレット等を改定し、制度周知に努めていく。
(問)父親が参加しやすい環境づくりのため情報提供や意識啓発が必要。
各種手当ての通知に事業案内の同封を。
(答)事業のPRパンフレットを同封していく。
(問)市のホームページの子育て支援情報に「父親(パパ)の子育て支援情報」欄を設けて情報発信を。
(答)ホームページの整備は必要。
厚労省の「イクメンプロジェクト」サイトをリンクし閲覧できるよう進める。
(問)父親の外出を支援するため、「赤ちゃんおでかけマップ」におむつ台が設置されている”誰でもトイレ”の掲載を。
(答)表記の方法についても改善を検討していく。
3.「公共プール施設の有効利用」について (背景)近年では、健康増進や環境、使う人の安全・利用目的にも柔軟に対応できる設備が配備され、プールも時代とともに大きく変わってきている。
そこで、市のプール施設の現状と方向性について質問。
(問)学校プールを有効利用するため、排水を校庭への散水やトイレなどの洗浄に利用し、可動床を既存のプールへ設置を。
(答)プールの改修時に併せて散水設備を設置する。
既存のプールへの設置は改築時に対応を検討。
(問)学校プールを夏季期間中の土日や祝日など、市民に開放できないか。
(答)19年9月に条例が改正され、在学生に限って使用ができるようになった。
(問)総合体育館の室内プールの水深調整やバリアフリー対応は。
また、健康増進目的の利用状況は。
(答)専用台による水深調整や車いす・入水マットを配備。
平成21年度利用者は全体で6万人を超え、ニーズは高いと認識。
(問)可動床の導入で、様々な利用形態や利用者の増大を果たすことができる。
改修時に導入の検討を。
(答)プールの有効利用や放熱防止対策による維持管理費の削減効果も期待される。
改築時に検討していく。




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