調布市議会議員 内藤 美貴子事務所、内藤みき子、公明党
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議会報告

議会報告

平成21年度第4回(12月)定例議会
[2009-12-07]

1.制度のはざまにいる障害者(児)の支援について< ☆高次脳機能障害者の支援整備について< (背景)99年に都議会公明党の主張で、初めて対策費の予算が計上され、2001年には国の施策として「高次脳機能障害モデル事業」として取り組みが始まった。
しかし、症状や障害の現れ方によって手帳の交付対象とならなかったり、福祉施策としてもまだまだ立ち遅れているのが現状である。
そこで、市の現状と取り組みを求めました。
(問)障害に対しての改善や生活リハビリを行う通所の場が地域の中で整備されていくべきでは。
また、家族会が中心となって活動されている自主グループへの支援を強化すべきでは。
(答)障害者自立支援法では、自立訓練が定められている。
調布市では、長年自主グループが活発に活動してきた経緯から、活動場所を確保するための家賃助成や情報提供など、団体の支援の努める。
(問)就労支援の現状と取り組みは。
(答)既存の施設の活用や新たな施設の設置支援を行う。
(問)4月から相談窓口が開設されているが、関係機関との連絡会を開催するなど、ネットワークの構築を図りながら相談支援体制の充実を図るべきでは。
(答)総合相談窓口として、横の連携を図るために連絡会の開催なども実施していく。
(問)行政として、積極的な啓発活動の取り組みが必要。
見解は。
(答)各対象者向けの研修会の実施が必要と認識し、来年2月を目途に講演会が開催予定。
今後も取り組みを継続していく。
(問)地域で自立した生活を送れるためにも仕組みの整備を。
< (答)関係機関が参加している協議会を通じて、安心して暮らせるためのネットワークのあり方について検討し、家族会や当事者と共同しながら課題の解決に努めていく。
☆重度障害者(児)の家族の支援について< (問)宿泊保護を行っている施設が満床状態で利用できない。
身近な地域で宿泊できる新たな短期入所施設先の確保を早急に進めるべきでは。
(答)府中、三鷹市と協議しながら、新たな短期入所先の確保について検討を開始している。
(問)介護をする家族へのサポート体制の現状は。
(答)子ども支援センター健やかや子ども発達センターで、専門家のよって精神的安定を図る取り組みがされている。
(問)紙おむつの支給について、年齢基準用件の見直しを強く要望するが。
(答)年齢要件の緩和について、前向きに検討していく。
☆知的障害者(児)の外出支援について< (問)付き添うサービスの現状は。
また、個人的にプールを利用する場合の「水の中まで」の付き添いは自治体によって見解が異なっている。
市の見解は。
(答)買い物の付き添いや会場内での行動支援などレクリエーション以外は認めている。
プールの水に中までの付き添いについては、他市の動向を参考に慎重に検討していく。
2.市民の安全と安心の新たな救急システムについて< (問)市民の緊急時の医療情報の伝達方法は。
(答)高齢者施設入所者の円滑な医療機関への搬送を目的にし「QQカード」を都内で始めて作成市、活用が図られている。
(問)迅速な救命活動ができるよう「救急医療情報キット」を使った新たな救急システムの取り組みを要望。
(答)今後のあり方を示唆する貴重な提案。
関係機関と検討する機会を設ける。




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