議会報告
議会報告
平成22年第4回(12月)定例議会
[2010-12-03]
今回は、3点にわたり質問しました。
1.若者への総合的支援について< (背景)昨今の引きこもりやニート、不登校、雇用環境の悪化などから将来への不安や悩みなど若者の抱える問題が深刻化しているため、支援体制の強化が求められている。
(問)「若者向け相談事業」や「国領しごと情報広場」など、近年の相談の状況は。
(答)相談件数は前年度より増加傾向。
就職件数は、前年度より62件の増加。
(問)若者への就労支援体制を強化するため、相談体制の拡充を。
< (答)土曜日や日曜日の開設など、相談環境の整備を検討する。
(問)最新の情報を提供できるよう関係機関との連携が重要。
現状は。
(答)就労支援に関するチラシやホームページで案内するなど常に最新の情報を提供していく。
(問)「子ども・若者育成支援推進法」が4月に施行され、7月には「子ども・若者ビジョン」が策定されているが現状認識と今後の取り組みは。
(答)困難を有する青年層への対策の充実が図られるものと期待。
ネットワーク体制の一層の充実を図っていく。
(問)若者に特化した総合的な相談窓口の開設を早急に検討すべきでは。
(答)先進事例を参考に、様々な問題を抱えた若者が気軽に相談できる体制づくりについて検討していく。
(問)相談窓口に来られない若者への対応策も重要。
考えは。
(答)家族からの相談や訪問支援が有効。
先進事例を検討。
2.時代のニーズにあった保育サービスの提供について< ☆まちなかの子育て応援施設「子育てカフェ」について< (背景)「子育てカフェ」は、子どもを遊ばせながら親がゆっくり食事をできる環境が整備された飲食店である。
(問)本市の現状は。
(答)子育て広場事業の昼食の時間帯にはランチタイムとしてお弁当を持ち寄っって食事ができるよう開放している。
(問)既存の施設を活用や民間などによる「子育てカフェ」導入の考えは。
(答)既存の施設の活用やNPO法人や飲食店などによる「子育てカフェ」としての事業展開の可能性など検討していく。
☆母親の就労支援について< (背景)週に数日間働くパートタイム労働者の増加など、就労環境に応じた保育の充実が求められている。
(問)自由に保育時間を設定できる「定期利用制度」導入の考えは。
(答)平成23年4月に開設を予定している認可保育園分園において実施できるよう検討する。
(問)一時預かり保育や病児・病後時保育など就労環境に応じた保育体制の拡充を図るべきでは。
(答)平成23年4月から新たに東部地域でも、病後・病後時保育を検討。
今後も多様なニーズにあった保育サービスの拡充を検討していく。
3.市民の命と健康を守る施策について< ☆ヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV−1)の総合対策について< (患者団体と研究者、公明党の粘り強い訴えで10月からHTLV−1の抗体検査が妊婦検診の項目に加えられ、公費負担で実施されることが決定された。
(問)HTLV−1感染者への相談体制、医療従事者らへの情報提供など感染拡大防止総合対策は。
(答)東京都では、広く統一して進めると考えているが、相談体制の充実などに向けた準備を整え、抗体検査を積極的に進めていく。
(問)感染者へのメンタルケアについての支援体制を進めるべきでは。
(答)「こんにちは赤ちゃん事業」などきめ細かい対応ができるよう準備を進めていく。
☆予防ワクチン接種の公費助成について (問)子宮頸がん、小児用肺炎球菌、ヒブなど、3種のワクチンの公費助成を早急に取り組むべきでは。
(答)医師会の協力を得ながら一日も早く準備を進めていく。
(問)高齢者の肺炎球菌ワクチンについても、早期に公費助成の実施を進めるべき。
考えは。
(答)高齢者の健康を守る観点から重要性については十分認識。
国の対応を踏まえ適切に取り組んでいく。
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