調布市議会議員 内藤 美貴子事務所、内藤みき子、公明党
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活動レポート

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平成30年度調布市建設委員会行政視察
[2018-10-10]

今年の建設委員会の行政視察は、10月10日から12日まで九州の熊本県と鹿児島県方面に行ってきました。

熊本県では、平成28年4月に震度7の大地震が二度にわたって発生し、その後も震度4以上の余震が145回も発生するなどして、住宅の倒壊や道路、橋梁等が被災するなど、甚大な被害を受けました。

10日の初日は、中でも甚大な被害を受けた益城町で、道路橋梁等の被害と復興事業について視察をさせていただきました。

写真は、大地震により橋が落ちてしまった場所ですが、この町では20件の橋が被災されたとのことです。また、道路が197件で河川が27件被災されたそうですが、人口約3万4千人のおよそ半数が避難生活を余儀なくされました。

役場も倒壊されたということで、仮設の役場にご案内していただきましたが、町の状態も未だに倒壊した塀などがそのままになっているとこともあり、一日も早い復興を切に願っています。



2日目は熊本市役所で「住居等被害と応急危険度判定」について説明をいただきました。

被災建築物応急危険度判定とは、地震などによって倒壊した建築物の被害の状況を応急危険度判定士が応急的に調査をし、居住者や付近を通行する歩行者等に対して建築物の危険性について情報亭要するものです。

調布市からも2名の応急危険判定しが派遣をされました。事前に派遣された職員から直接お話を伺いましたが、被災地ではそこに宿泊する場所が確保できなかったため、約一時間ぐらいかかるところに宿泊し、そこから現地に向かったそうですが、あまりの惨状に大変ご苦労されたとのことでした。

また、ご説明では、この判定と罹災証明を発行する際の建物の罹災状況との違いが、なかなか理解や周知がなされていなかったため、現場では大変混乱をしたとのことでした。

ご説明の後は、近くの熊本城を視察させていただきました。
熊本城自体は、1年ぐらいで復旧できるとのことでしたが、周辺のお堀等については、あと20年ぐらいはかかるだろうと言われました。その理由は、技術者の不足と補修をしたくても、その資材が存在しないことなどだそうです。いまだに崩れたままの手付かず状態
といった石垣もたくさんありました。

最終日は、鹿児島県の鹿児島駅周辺のまちづくりを中心に視察をさせていただきました。

近くの広場には、子どもたちが思い切り遊べる遊具があったり、芝生が大変気持ちよさそうでした。その手前には、有料で貸し出しをする屋根付きの広場が整備されていました。

平日、空いているときはいつでも市民が利用できるそうです。なんとバーベキューもやっていいそうです。すごいですね!

また、鹿児島駅はエレベーターが設置されていないため、高齢者や障がい者の方が利用されるには大変不便な駅になっています。
ココも新たにバリアフリー対応の駅舎に変わっていくそうです。

今回は3日間の視察内容が大変充実していて、今後の調布市のまちづくりに大変参考になりました(._.)




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